ろ(濾)波器(読み)ろはき

百科事典マイペディア 「ろ(濾)波器」の意味・わかりやすい解説

ろ(濾)波器【ろはき】

フィルター

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世界大百科事典(旧版)内のろ(濾)波器の言及

【フィルター】より

…元来は,濾紙(ろし)などの流体中に含まれる固形物を取り除くための多孔性の装置(濾過器)のことであるが,各種の振動現象を対象にして,波長を異にする多くの部分振動成分の中から,特定の波長領域内の成分だけを取り出す装置もフィルターと呼ばれる。光については,サングラスなどの色ガラスや,干渉を利用して狭い波長領域だけを通過させる光学フィルターがあり,電気工学分野では濾波器と呼ばれている。濾過(ろか)
[光学フィルターoptical filter]
 光を一様に吸収してその強さを弱めたり,特定の波長領域の光のみを選択的に吸収して分光分布を変えたり,あるいは特定の波長のみを取り出す目的で用いられるものを光学フィルターという。…

※「ろ(濾)波器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」