よりと

精選版 日本国語大辞典 「よりと」の意味・読み・例文・類語

より‐と

〘名〙 (「としより(年寄)」の「とし」「より」を逆にした「よりとし」の略) 年寄りをいう、人形浄瑠璃社会の隠語
浮世草子・当世芝居気質(1777)一「婆々や年よりの見物を見ては、今日のたまりには、とちもんと、よりとばっかりと云ひ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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