ようやっと(読み)ヨウヤット

デジタル大辞泉 「ようやっと」の意味・読み・例文・類語

よう‐やっと

[副]《「ようやく」と「やっと」との合成語》かろうじて。やっとのことで。「ようやっと読み終えた」
[類語]えんやらやっとやっとのことでどうにかこうにかどうにかやっとようやくようよう何とかかろうじてからくも危うくすんでのところでやっとこさ間一髪どうかこうかかつがつどうやらこうやら曲がりなりにも危なくすんでのことあわや九死に一生を得るすれすれまあまあまあよっぽどかなりなかなかわりあいわりかたわりかし割に比較的まずまずかすかすどうやらなんとかかんとかそこそこそれなり増し次善セカンドベストベター及第無難ほどほど捨てたものではない満更まんざらでもないまだしもまだ未だし未だ不徹底不十分及ばずながら不全不完全どうなりこうなり一応急場しのぎ当座しのぎ一時しのぎその場しのぎ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ようやっと」の意味・読み・例文・類語

よう‐やっと やう‥

〘副〙 (「ようやく」と「やっと」との合成語) やっとのことで。かろうじて。ようやく。
俳諧・続寒菊(1780)「書付てある鎌の稽古日野坡〉 漸(やうやっ)とかきおこされて髪けづり〈芭蕉〉」

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