もんで

精選版 日本国語大辞典 「もんで」の意味・読み・例文・類語

もん‐で

連語〙 (「もので」の変化した語)
① =もので
※洒落本・風俗七遊談(1756)二「此入用で人が一人居膳で置れるもんで、其しんぼうをしたは立引(たてひき)を知て、意気方をおもにするからです」
② =もので
生活探求(1937‐38)〈島木健作〉一「匡救事業が七十銭だもんで、それが百姓日当通り相場になったわけさな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「もんで」の意味・読み・例文・類語

もんで[接助]

[接助]もので」の音変化。「あんまり静かなもんで留守かと思った」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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