もち(糯)(読み)もち

百科事典マイペディア 「もち(糯)」の意味・わかりやすい解説

もち(糯)【もち】

イネ,トウモロコシ,ムギ類などイネ科作物のデンプンにみられる遺伝的性質で,アミロースが少なくアミロペクチンを多く含むもの。(うるち)に対する語。ヨウ素により赤紫色に染まる。粘性が高く,餅,強(こわ)飯菓子などの原料とされる。
→関連項目イネ(稲)

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android