もう一つ(読み)モウヒトツ

デジタル大辞泉 「もう一つ」の意味・読み・例文・類語

もう‐ひとつ【もう一つ】

[連語]
さらに一つ加えること。あと一つ。
(副詞的に用いて)さらに少し。もう少し。あとちょっと。「迫力もう一つだ」
[類語]今一つ更にますます一層いよいよよりも少しずっとまだもう少しなおなおさら一段と弥が上にもうあと余計然ももっといまいち今少しもそっとぐっとぐんと不服不平不満不満足不足鬱憤うっぷん物足りないあっけないあえない飽き足りない食い足りない意に満たない期待外れ当て外れ不本意いら立ちいらつくいら立つ今一いまいち不完全燃焼フラストレーションクレーム鬱積うっせき不承知心外愚痴繰り言ぐずぐず難色難色を示す首を振る首を横に振る首をひねるかぶりを振る如何なものか口を尖らす

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「もう一つ」の意味・読み・例文・類語

もう 一(ひと)

① その上に一つ加えること。さらに一つ追加すること。いま一つ。
洒落本南閨雑話(1773)部屋の体「ちと、おかんを致させませふ。もふ一ツめしあがりませ」
② ほんの少し。あとちょっと。いま少し。
※城のある町にて(1925)〈梶井基次郎病気「もう一つその感じは深かった」

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