みよし

改訂新版 世界大百科事典 「みよし」の意味・わかりやすい解説

みよし[市]

愛知県中部の市。2010年1月西加茂郡三好(みよし)町が市制施行して,市名を平仮名表記とした。人口6万0098(2010)。知多湾に注ぐ境川上流東岸の尾張丘陵に位置する。中央を愛知用水が貫流し,低地水田で,丘陵地には柿,ブドウなどの果樹園が広がる。野菜栽培や畜産も盛んで,都市近郊型の農業が行われている。豊田市や名古屋市に近く,東名高速道路,名鉄豊田新線(現,名鉄豊田線)が通じるなど交通の便がよいため工業化・都市化が進み,1960年以降繊維,家具などの工場が,60年代後半には自動車産業関連工場が多数進出した。中央部に愛知用水の調整池として造られた三好池があり,桜の名所となっている。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「みよし」の解説

みよし

茶の品種ひとつ。1953年に茶業試験場が宇治種の実生から選抜・育成した玉露用中生品種。煎茶に向く。

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