ぽきぽき(読み)ポキポキ

デジタル大辞泉 「ぽきぽき」の意味・読み・例文・類語

ぽき‐ぽき

[副]堅くて細い物が続けざまに折れる音や、そのさまを表す語。「枝をぽきぽき(と)折って、火にくべる」「指をぽきぽき(と)鳴らす」
[類語]ぼきぼきぼきりぽきりぼきんぽきんばきばきぱきぱきめりめりみりみりばりばりぽっきり折るへし折る折る折れる畳む折り畳む折り重ねる折れ曲がる折り曲げる曲がる折損屈折曲折屈曲ちぎれる切り離す張り裂ける断ち切る真っ二つばらす

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぽきぽき」の意味・読み・例文・類語

ぽき‐ぽき

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)
① 細いものが次々に折れたり、切れたりする音、またそのさまを表わす語。
浄瑠璃・雕刻左小刀(1791)三「エエひらたい老ぼれめ、邪魔さらすと雲雀骨、ぽきぽきとへし折るぞよ」
② ことばを短く区切って発音するさま、話し方や身のこなしがなめらかでないさまなどを表わす語。
江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉七「百十余年後の現代東京婦人が如何にポキポキして如何に物凄いか」

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