ぽうっと(読み)ポウット

デジタル大辞泉 「ぽうっと」の意味・読み・例文・類語

ぽうっ‐と

[副](スル)
意識がぼんやりするさま。「ぽうっとして聴きほれる」「暑さで頭がぽうっとする」
ほのかに明るくなったり、赤みがさしたりするさま。「ぽうっと顔を赤くする」
[類語]ぼんやりぼうっとぼそっとぼけっとぽっとぼさっとぼさぼさきょとんぽかん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぽうっと」の意味・読み・例文・類語

ぽうっ‐と

〘副〙
① =ぼうっと
今戸心中(1896)〈広津柳浪〉六「ぽうっと而も白粉(しろこ)を吹いた様な耳朶の愛らしさ」
② =ぼうっと
虞美人草(1907)〈夏目漱石〉三「霞に酔ってぽうっとして居る許りで」

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