ほべつメロン(読み)ほべつめろん

事典 日本の地域ブランド・名産品 「ほべつメロン」の解説

ほべつメロン[果樹類]
ほべつめろん

北海道地方、北海道の地域ブランド。
勇払郡むかわ町穂別地域ならびにその近隣地域でつくられ、穂別地域で共同選果されたメロン夕張から旧・勇払郡穂別町(現・勇払郡むかわ町)に移住した小林勇氏が、1972(昭和47)年に夕張産のキングメロンを上回る糖度果肉の厚いメロンの試作に成功し出荷したのが、ほべつメロンの歴史の始まり。品質を保つため1本の樹から1個〜2個だけを選定して丹念に育てる。初夏の強い日差しと夜の涼しさによって生じる温度差がメロンの熟成を助け、糖度の高い甘くてやわらかい実ができあがる。恵まれた自然条件で熟成される赤肉のメロン、大玉でネット(網目)の美しさに特徴がある。2007(平成19)年11月、特許庁地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5091305号。地域団体商標の権利者は、とまこまい広域農業協同組合。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「ほべつメロン」の解説

ほべつメロン

北海道勇払郡むかわ町穂別地域またその周辺で生産され、穂別地域で選果されるメロン。品種は赤肉種の「IKメロン」が主。地域団体商標。

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