精選版 日本国語大辞典 「ほかほか」の意味・読み・例文・類語
ほか‐ほか
[1] 〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)
② 簡単に、または不用意に事を行なうさまを表わす語。
※浄瑠璃・将門冠合戦(1740)一「恋しい懐しい逢たい見たい心ばかりに、つひほかほかと爰(ここ)へ来て」
③ 心地よい暖かさや、適度に暖かいさまを表わす語。
※好色ひともと薄(1700)七「さとうまんぢうをならべたるごとく、ほかほかとあたたかに」
④ おだやかに湯気などのたつさまを表わす語。
※俳諧・小柑子(1703)下「ほかほかと茶粕のいきや雪の花〈是柳〉」
[2] 〘形動〙 (一)③に同じ。
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