へどもど

精選版 日本国語大辞典 「へどもど」の意味・読み・例文・類語

へど‐もど

[1] 〘副〙 (「と」を伴って用いることもある) どうしてよいかわからないまま、うろたえまごつくさまを表わす語。
評判記・嗚久者評判記(1865)「もし当人がつかまらずば、又よし幾丈がへどもどするであらう」
[2] 〘形動〙 (一)に同じ。
人間失格(1948)〈太宰治〉第二の手記「へどもどの挨拶

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デジタル大辞泉 「へどもど」の意味・読み・例文・類語

へど‐もど

[副](スル)どうしていいのかわからなくて、うろたえまごつくさま。「質問されてへどもどする」
[類語]おたおたおろおろうろうろまごまごしどろもどろうだうだぐだぐだくだくだくどくどぶつぶつぶうぶうぶつくさがたがたつべこべぐずぐずたらたらああだこうだ四の五の四の五の言う

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