ぴくり

精選版 日本国語大辞典 「ぴくり」の意味・読み・例文・類語

ぴくり

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる) いきなりひきつるように、体や体の一部が小さく動くさまを表わす語。びくり
虞美人草(1907)〈夏目漱石〉六「藤尾の眉はぴくりと動いた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「ぴくり」の意味・読み・例文・類語

ぴくり

[副]身体の一部がひきつるように少し動くさま。「まゆがぴくりと動く」
[類語]わなわながたがたがくがくぶるぶるひくひくびくびくぴくぴくびくりぎっくりどきんどきどきどきっとはらはらあっとはっとぎょっとぎくりとどきりとひやり総毛立つ背筋が寒くなるぞっとする肌に粟を生じる身の毛がよだつ鳥肌が立つひやっと冷や汗冷汗三斗寒心慄然

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android