ひょろり

精選版 日本国語大辞典 「ひょろり」の意味・読み・例文・類語

ひょろり

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)
① 力が抜けて足もとがたしかでないさまを表わす語。よろり。
浮世草子・諸国心中女(1686)五「木槵子(むくろじ)ほどな石にけつまづきてひょろりとしたり」
② 細長くて弱々しいさま、やせて背の高いさまを表わす語。
※くれの廿八日(1898)〈内田魯庵〉六「ヒョロリと脊の高いノロッとした給仕男が」

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デジタル大辞泉 「ひょろり」の意味・読み・例文・類語

ひょろり

[副]
足がよろめくさま。「ひょろりとよろける」
細長く伸びているさま。「ひょろりとしたからだつき」
[類語]ひょろっと長身長躯のっぽ背高八頭身ひょろ長い・立っ端がある・ほっそりひょろひょろ細い痩せる細るせ細るける痩せこける痩せさらばえるやつれる憔悴しょうすいする肉が落ちる痩身痩躯細身やせやせっぽちやせぎすスマートスリムか細いほそやか細細ほそぼそ細め極細細作り華奢きゃしゃ細める着やせげっそりすらりすらっとスレンダーソップ形がりがりぎすぎす痩せ枯れる痩せ衰える

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