世界大百科事典 第2版 「ひび養殖(篊養殖)」の意味・わかりやすい解説
ひびようしょく【ひび養殖(篊養殖)】
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
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…現在普及している貝殻を海中に垂下する採苗法は,大正末期に考案されたものであるが,そのヒントとなったのはアメリカに輸出された移殖用の親ガキの貝殻に付着していた稚貝が,親ガキは輸送中に死亡したにもかかわらず,生き残って成長したことであった。日本独特の水産物であるノリが天然採集からひび養殖に移行し始めたのは延宝年間(1673‐81)以前といわれている。初めは大森付近の東京湾で独占的に行われていたが,文政年間(1818‐30)以後,しだいに各地に伝えられていった。…
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