ぬらくら

精選版 日本国語大辞典 「ぬらくら」の意味・読み・例文・類語

ぬら‐くら

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
咄本・楽牽頭(1772)なぞ「ぬらくらして長ひものは、うなぎで有ふ」
② とりとめもなく漫然と動くさまを表わす語。のらりくらり。
狂歌・華紅葉(1729)「ぬらくらとなまずて呑(のま)ぬねぢ上戸押へりゃすべる瓢箪の酒」
態度がにえきらずはっきりしないさまを表わす語。のらりくらり。
※松翁道話(1814‐46)五「瓢箪でなまずおさへるうその川押さへて聞けばとかくぬらくら」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「ぬらくら」の意味・読み・例文・類語

ぬら‐くら

[副](スル)ぬらりくらり」に同じ。「ぬらくら(と)遊び暮らす」「ぬらくら(と)してまともに答えない」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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