ぬか漬(読み)ぬかづけ

世界大百科事典(旧版)内のぬか漬の言及

【漬物】より


[種類]
 材料別にみると,野菜が最も多く,魚貝類がこれに次ぐ。漬床または漬液によって,塩漬,みそ漬,しょうゆ漬,酢漬,かす漬,こうじ漬,からし漬,ぬか漬などに分けられる。また,漬込み期間の長短によって当座(とうざ)漬と保存漬とに大別される。…

【ぬかみそ漬(糠味噌漬)】より

…米ぬかに塩を合わせた漬床(つけどこ)で野菜を漬けたもの。ぬか漬ともいう。ぬかみそ漬は1689年(元禄2)刊の《合類日用料理抄(ごうるいにちようりようりしよう)》あたりから見られ,一般家庭の日常用の漬物として普及し,1836年(天保7)刊の《四季漬物塩嘉言(しきつけものしおかげん)》が〈万家ぬかみそ漬のあらざる所もなけれど〉というほどになった。…

※「ぬか漬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」