にんまり

精選版 日本国語大辞典 「にんまり」の意味・読み・例文・類語

にんまり

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある) 自分の思惑どおりになった時など、ひとり満足げに声を出さないでほほえむさまを表わす語。
※あの道この道(1928)〈十一谷義三郎〉一「そのうち血脈の滲んだ亭主の眼が〈略〉やがてにんまりと細まり」

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デジタル大辞泉 「にんまり」の意味・読み・例文・類語

にんまり

[副](スル)満足したときなどに、声を出さないで笑いを浮かべるさま。「思惑どおりに事が運んでにんまり(と)する」
[類語]にやりにやにやほくそ笑むにこにこにっこりにこりにこやかにたにたにたりくすくすくすりくつくつ莞爾かんじくっくっとうふふえへらえへらえへへいひひあははにかっとからから薄笑い忍び笑い盗み笑い嘲笑ちょうしょう冷笑嗤笑ししょうあざ笑う薄笑うせせら笑う鼻で笑う

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