なじかは(読み)ナジカハ

デジタル大辞泉 「なじかは」の意味・読み・例文・類語

なじか‐は

[副]なじか」を強めた語。
「かくあるべしと知るならば、―八幡へ参りけん」〈保元・下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「なじかは」の意味・読み・例文・類語

なじか は

「なじか」の疑問反語の意をさらに強めたいい方。
※金刀比羅本保元(1220頃か)中「なじかはたまるべき。鞍の前輪をはたと射わって」
※唱歌・ローレライ(1909)〈近藤朔風訳〉「なじかは知らねど心わびて、昔の伝説(つたへ)はそぞろ身にしむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android