とけい(時計)座(読み)とけいざ

改訂新版 世界大百科事典 「とけい(時計)座」の意味・わかりやすい解説

とけい(時計)座 (とけいざ)
Horologium

略号Hor。冬空の南の地平線近くに見える小星座で,エリダヌス座の南にある。18世紀フランスの天文学者N.L.ラカイユが新設した南天星座で,C.ホイヘンスが発明した振子時計にちなんでこの名まえが採用されたが,輝星はない。概略位置は赤経3h20m,赤緯-52°。午後8時の南中は1月上旬である。
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百科事典マイペディア 「とけい(時計)座」の意味・わかりやすい解説

とけい(時計)座【とけいざ】

1月上旬,南の地平線近くに一部見える小星座。

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