でござる

精選版 日本国語大辞典 「でござる」の意味・読み・例文・類語

で‐ござ・る

連語〙 「である」の尊敬語および丁寧表現。
敬意をもった断定に用いる。
※寛永刊本蒙求抄(1529頃)五「天子も仁ある人て、御座る」
② 丁寧な断定に用いる。
※天草本伊曾保(1593)イソポの生涯の事「ソレガシワ スデニ コノブンデ gozareba(ゴザレバ) ゴフンベツ アレカシ」
※百一新論(1874)〈西周〉上「若し教が一致のものでござるならば盛衰隆替もない訳ではござらぬか」

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