でございます

精選版 日本国語大辞典 「でございます」の意味・読み・例文・類語

で‐ござい・ます

連語〙 (「でござります」の変化した語) 「である」の丁寧表現。江戸末期、江戸に始まり、現代では「ござります」より普通に用いられ、「八百屋でござい」のように「ます」を略した言い方もある。
浄瑠璃新版歌祭文お染久松)(1780)野崎村品玉太夫、早咲き久松でございます」
※滑稽本・七偏人(1857‐63)初上「この菓子もマウお口に触たで御座いませう」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「でございます」の意味・読み・例文・類語

で‐ございま・す

[連語]《断定の助動詞「だ」の連用形補助動詞「ございます」》「だ」「である」の意の丁寧表現。「さよう―・す」「いいお天気―・すね」→ございます

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