でか

精選版 日本国語大辞典 「でか」の意味・読み・例文・類語

でか

〘名〙 (明治時代、多く刑事巡査が着た「かくそで(角袖)」を逆にして略した語) 刑事をいう、盗人仲間の隠語。のち、一般に俗語としても用いる。〔日本隠語集(1892)〕
恋慕ながし(1898)〈小栗風葉〉五「俺(おいら)の方から直(すぐ)探偵(デカ)へ売って出るから」

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デジタル大辞泉 「でか」の意味・読み・例文・類語

でか

刑事をいう俗語。明治時代、刑事巡査の着た「かくそで(角袖)」の逆さ言葉の略という。
[類語]刑事巡査機動隊婦警私服SP警察官警官お巡りさんお巡り警部警視婦人警察官駐在

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