である体(読み)であるたい

精選版 日本国語大辞典 「である体」の意味・読み・例文・類語

である‐たい【である体】

〘名〙 口語文体一つ文末の指定表現に「である」を用いる文体。敬体の「です・ます体」などに対し、常体と呼ばれ、主として論説小説など書きことばに用いられる。である調。

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デジタル大辞泉 「である体」の意味・読み・例文・類語

である‐たい【である体】

口語文体の一。「吾輩は猫である」「古い話である」のように、文末の指定表現に「である」を用いることを基調とする文体。「だ」体とともに常体といわれる。論説文をはじめ、書きことばに多く用いる。である調。→だ体です体

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