てんびん(天秤)(読み)てんびん

百科事典マイペディア 「てんびん(天秤)」の意味・わかりやすい解説

てんびん(天秤)【てんびん】

質量の精密測定用のはかり。普通1本の腕の両端に皿をつるし,腕の中央を刃でささえてある。はかろうとする物体一方の皿に,重量のわかっている分銅を他の一方の皿にのせてつりあわせて重量を測定する。上皿てんびん化学てんびん熱てんびん微量てんびんなど。なお最近では,つりあわせ読み取りを電気的に行う電子(電気)てんびんも使用されている。→はかり
→関連項目トーションバランス

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android