つんつるてん

精選版 日本国語大辞典 「つんつるてん」の意味・読み・例文・類語

つんつるてん

〘名〙 (形動)
身長にくらべて着物たけが短くて、手足が出ていること。また、そのさま。つんつる。つんつら。
安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉初「つんつるてんきものをうでまくりして」
② 頭が完全にはげていること。また、そのさま。
※地の群れ(1963)〈井上光晴〉四「ああ、あの人たちもつんつるてんだ、丸坊主になったんだと思うと」

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デジタル大辞泉 「つんつるてん」の意味・読み・例文・類語

つんつるてん

[名・形動]
衣服の丈が短くて、手足やひざが現れていること。また、そのさま。「つんつるてんな(の)着物」
頭が完全にはげていること。また、そのさま。「つんつるてんに剃り上げる」
[類語]短い短め短小寸足らず寸詰まり最短ちんちくりんショート三寸縮める縮まるつづめる詰める切り詰める短縮する狭める縮小する約する縮約する圧縮する

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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