世界大百科事典(旧版)内のちりめん本の言及
【絵本】より
…訳者のうちにヘボン,チェンバレンがおり,のちに小泉八雲(L.ハーン)も加わった。これが俗に〈ちりめん本〉と呼ばれるものである。〈お伽のおじさん〉と呼ばれた巌谷小波(いわやさざなみ)は,長谷川本を受け継いで《日本昔噺シリーズ》(1894)を出したほか,《お伽画帖》(1908),さらに洋装本35冊の《日本一ノ画噺》(1911‐15)に発展させた。…
※「ちりめん本」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」