精選版 日本国語大辞典 「ちょろり」の意味・読み・例文・類語
ちょろり
〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
※虎寛本狂言・磁石(室町末‐近世初)「其八橋を、〈略〉あちらへはちょろり、こちらへはちょろりと渡る」
② すばやく小さな動きをするさまを表わす語。
③ あっけなく事が行なわれるさまを表わす語。簡単に。ちょっとの間に。
※俳諧・大坂独吟集(1675)上「それも是もと待かねし春の日も、ちょろり暮ては又々明て」
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