ちゃくだ

精選版 日本国語大辞典 「ちゃくだ」の意味・読み・例文・類語

ちゃく‐だ【着

〘名〙 (「」は、鉄製の鎖で足をつなぐ枷(かせ)) 令制で、囚獄司徒役罪人の足にあしかせをつけること。また、その罪人。三、四人をつないだまま使役した。ちゃくたい。
※続日本紀‐天平一七年(745)四月甲寅「私鋳銭及従者、著長役鋳銭司
[補注]「令義解‐獄・流徒罪条」に「凡流徒罪居作者。皆着若盤枷」とある。

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