ちく

精選版 日本国語大辞典 「ちく」の意味・読み・例文・類語

ちく

〘名〙 いつわり。虚言うそ。多く、茨城県・栃木県地方などで用いる語。〔志不可起(1727)〕
※歌舞伎・偽織大和錦(お峰慶十郎)(1876)二幕「ええ、言ひがかりとは何の事だ、今更ちくだとぬかしても隠し事はだめだから、ぶちまけていふがいいわさ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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