ちいん

精選版 日本国語大辞典 「ちいん」の意味・読み・例文・類語

ちいん

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)
① 鐘や振り子など金属性のものが高く鳴る音を表わす語。
坊っちゃん(1906)〈夏目漱石一一「チーンと九時半の柱時計が鳴った」
② 動かないでじっとしているさまを表わす語。
大阪の宿(1925‐26)〈水上滝太郎〉四「朝から晩までちいんと机の前に坐って」

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普及版 字通 「ちいん」の読み・字形・画数・意味

【地】ちいん

みみず。

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