だらん

精選版 日本国語大辞典 「だらん」の意味・読み・例文・類語

だらん

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)
① 力なく垂れ下がるさまを表わす語。
※竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生の家「だらんと垂れ下った頸っ玉が痛くなるやうな重い頭は」
勢いがなくたるんでいるさま、だらしないさまを表わす語。
真空地帯(1952)〈野間宏〉二「窓の下の事務机の前にだらんと腰掛けた准尉横側に」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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