そだ

精選版 日本国語大辞典 「そだ」の意味・読み・例文・類語

そだ

〘助動〙 助動詞「そうだ」の変化した語。近世以降の俗語形で、主として「そで」「そに」「そな」の形が使われる。
浄瑠璃曾根崎心中(1703)「下女はねむそに目をすりすり」
滑稽本浮世風呂(1809‐13)四「モちっと御勘弁がありそな事(こっ)ちゃぞや」

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普及版 字通 「そだ」の読み・字形・画数・意味

惰】そだ

おこたる。

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世界大百科事典(旧版)内のそだの言及

【薪】より

…かつての日本でいろりやかまどで燃やす薪はその多くを柴山などとよばれる入会(いりあい)山,共有林,屋敷林などから得てきたが,薪不足の家では〈そだ売り〉などの薪の行商から買い求めた。京都大原女(おはらめ)の薪売は頭上運搬でも有名であり,また大分県の吉四六話(きつちよむばなし)のなかには薪売をだます話もある。…

※「そだ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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