せ苦(読み)せぐるしい

精選版 日本国語大辞典 「せ苦」の意味・読み・例文・類語

せ‐ぐる・しい【せ苦】

〘形口〙 せぐるし 〘形シク〙 こみあげて苦しい。胸苦しい。息苦しい。せぐりくるし。
※俳諧・一本草(1671)五「せぐるしや跡から老のとしのくれ〈未得〉」
滑稽本・つべこべ草(1769)一「心にうつりゆかぬよしなし言を、そこはかとなく無理やりに、思案して書きつくれば、怪しうこそせぐるしけれ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android