ずきん(頭巾)雲(読み)ずきんぐも

百科事典マイペディア 「ずきん(頭巾)雲」の意味・わかりやすい解説

ずきん(頭巾)雲【ずきんぐも】

積雲積乱雲が盛り上がっていったとき,それらの雲頂にちょうどずきんをかぶせたようにできる雲。上層にある気層が押し上げられ水蒸気凝結高度が持ち上げられるため生じる。盛り上がっていった雲に貫かれ,襟巻(えりまき)のような形になることもある。

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