すすと

精選版 日本国語大辞典 「すすと」の意味・読み・例文・類語

すす‐と

〘副〙
① 汁などを吸い込む音を表わす語。
名語記(1275)六「あつき物をすすとすふ如何」
物事がすばやく静かに変化するさまを表わす語。すすっと。
※魚服記(1933)〈太宰治〉四「ふと、両脚をのばしたら、すすと前へ音もなく進んだ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android