しょぼ降(読み)しょぼふる

精選版 日本国語大辞典 「しょぼ降」の意味・読み・例文・類語

しょぼ‐ふ・る【しょぼ降】

〘自ラ五(四)〙 雨がしとしとと降る。雨がしっとりと降る。
※俳諧・桜川(1674)春二「しょほふるや時は彌生の花の雨〈正隆〉」
※死(1964)〈北杜夫〉「どんよりと陰鬱な雲あひ。〈略〉出発の前よりしょぼ降る雨となる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android