しょうじゅ

精選版 日本国語大辞典 「しょうじゅ」の意味・読み・例文・類語

しょう‐じゅ セフ‥【囁

〘名〙
① 物を言いかけておいて口をつぐむこと。
※惺窩文集(1627頃)三・答林秀才「余偶口囁而言不意歟」
※偽悪醜日本人(1891)〈三宅雪嶺〉偽「強て庸吏の態度を学び、足趄し、口囁し」 〔韓愈‐送李愿帰盤谷序〕
② ささやくこと。〔東方朔‐七諫沈江〕
口数の多いこと。〔新撰字解(1872)〕 〔宋史‐張燾伝〕

しょう‐じゅ【寿】

〘名〙 (「」はおろかの意) おろか者の寿命。へりくだって自分の寿命をいう語。
読本南総里見八犬伝(1814‐42)九「天もし作者寿(ショウジュ)を借して、この筆すさみあらざりせば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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