しゃかりき(読み)シャカリキ

精選版 日本国語大辞典 「しゃかりき」の意味・読み・例文・類語

しゃかりき

〘名〙 (形動) 躍起になって何かをするさま。
※かさぶた喰いの思想(1974)〈野坂昭如〉今は第二次焼跡闇市時代「在来織屋が、しゃかりきに製品をつくりはじめ」

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デジタル大辞泉 「しゃかりき」の意味・読み・例文・類語

しゃかりき

夢中になって何かに取り組むこと。「しゃかりきになって働く」
[類語]精一杯力一杯極力力任せ精精鋭意体当たり燃焼力ずく腕ずく根限り力の限りがりがり血の出るようひたすらいちずひたむき一筋ただただただ専一ひとえに一心一念一路一散一目散一直線一本槍一点張り一辺倒一意専心営営せっせ遮二無二無二無三がむしゃら一心不乱脇目も振らずまっしぐらしゃにむに無心粉骨砕身無我夢中熱中夢中直線的専心専念没入没頭没我傾注傾倒猪突猛進ストレート我を忘れるこんを詰める身を入れる身を砕く心血を注ぐ奮って積極的自発的能動的意識的主体的意図的意欲的精力的自主的活動的好んで進取前向きわざわざわざと強いてたってことさら乗り気求めて進んで我勝ち我先我も我も喜んで喜ぶどしどしアクティブアグレッシブポジティブ自ら手ずから直直じきじき直接直接的じか身を以てダイレクト故意作為作為的未必の故意あえてえいやっと我劣らじとわざとらしいむにまれぬ及ばずながら献身的強気強引押して努めて曲げて断固断然思い切ってるか反るか思う様思う存分存分思いのまま率先果敢惜しみない意気込む本腰本腰を入れる入れ込む

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