しもげる

精選版 日本国語大辞典 「しもげる」の意味・読み・例文・類語

しも‐・げる

〘自ガ下一〙
① 霜に凍って野菜などがしおれくさる。また、草木が霜にあって枯れる。
俳諧続猿蓑(1698)上「霜気(しもげ)たる蕪(かぶ)喰ふ子ども五六人〈沾圃〉 莚をしいて外の洗足〈里圃〉」
② 貧相になる。人のみすぼらしいさまにいう。
※雑俳・川柳評万句合‐宝暦一三(1763)仁四「だん義場はしもけた男世話をやき」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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