しめ(注連)縄(読み)しめなわ

百科事典マイペディア 「しめ(注連)縄」の意味・わかりやすい解説

しめ(注連)縄【しめなわ】

占有を標示する意で標縄とも,一定の間隔で藁(わら)を7本,5本,3本とたれるので七五三縄とも書く。神前新年門戸など神聖清浄な区域を示す縄張りをいう。新藁を左ないして,前垂注連大根(おおね)注連,牛蒡(ごぼう)注連,鼓の胴,輪飾などの形に作る。根元の方を神前に向かって右に張るのが普通。
→関連項目地鎮祭

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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