しど(読み)シド

デジタル大辞泉 「しど」の意味・読み・例文・類語

しど

《「為途」の意か》方法。やりよう。また、行動する上でのきまり。「しどを失う」「しどがない」「しどもなし」などの形で用いられる。→しどない

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「しど」の意味・読み・例文・類語

しど

〘名〙 (「為途」か) 物事を行なう方法や態度。やりよう。
※歌舞伎・貞操花鳥羽恋塚(1809)大切「これサ太郎八、其方のやうに慄うては、剃刀が刃のしど失ふを」

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