精選版 日本国語大辞典 「しこなし」の意味・読み・例文・類語
し‐こなし
〘名〙
① 物事を十分によく理解して思うままに処置すること。さばき。切りまわし。
※浮世草子・好色一代女(1686)一「はじめてのしこなし、どうで御座るといへば」
② 身の立ち居振舞い。身ごなし。また、態度や様子。ふるまい。こなし。
※浮世草子・西鶴諸国はなし(1685)一「座なれたる客のしこなし」
※四座役者目録(1646‐53)下「働脇は親よりも増べきなどと云。併、親は、何に成てもしこなし、増たる事多し」
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