ざらめ(双目)糖(読み)ざらめとう

百科事典マイペディア 「ざらめ(双目)糖」の意味・わかりやすい解説

ざらめ(双目)糖【ざらめとう】

結晶の大きさが約2mm角の砂糖をいう。色によって粗糖の黄ざら,赤ざら,精製糖の白ざら,染めざらなどに区別される。またグラニュ糖もざらめ糖として取り扱われるが,結晶の大きさはざらめ糖と車(くるま)糖(いわゆ白砂糖)の中間。一般にざらめ糖はショ糖の純度が高い。和洋製菓原料,乳製品の調味料などとして使用される。
→関連項目砂糖

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世界大百科事典(旧版)内のざらめ(双目)糖の言及

【砂糖】より


[製品の種類]
 砂糖製品は,結晶の大きさ,ショ糖含量,加工形態などによってひじょうに多くの種類がある。これを大きく分類するとざらめ(双目)糖と車糖に分けることができる。前者は結晶が大きく,砂糖純度が100%に近い高純度の糖で,別名ハードシュガーと呼ばれる。…

※「ざらめ(双目)糖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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