精選版 日本国語大辞典 「さてさて」の意味・読み・例文・類語
さて‐さて
[1] 〘副〙 副詞「さて②」を強めたいい方。あれはどうか、これはいかに、など問いかけるときに用いる語。それでそれで。それからそれから。
※栄花(1028‐92頃)若ばえ「いと心よううち笑ませ給て、さてさてと問ひきこえさせ給て」
[2] 〘感動〙
① 感動詞「さて」を強めたいい方。驚いたり、あきれたり深く感動したりした時に発する語。それにしてもまあ。
※宇津保(970‐999頃)忠こそ「さてさてあやしきことの侍ける」
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