ごろた(読み)ゴロタ

デジタル大辞泉 「ごろた」の意味・読み・例文・類語

ごろ‐た

丸太
物を運ぶのに下に敷く、ころ。
ごろた石」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ごろた」の意味・読み・例文・類語

ごろ‐た

〘名〙
① 丸太。特に、物を移動させる時に下に敷く丸太。ころ。
② 人形浄瑠璃社会で香の物たくあん漬をいう語。
浮世草子・当世芝居気質(1777)一「其次手に香物(ゴロタ)(〈注〉カウノモノ)と塩(ちうせう)磁器(としき)になりと入れて来てくれい」
③ 「ごろたいし(━石)」の略。
※俳諧・毛吹草(1638)五「花のりんごろた程あれ石の竹〈永治〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android