ごみごみ

精選版 日本国語大辞典 「ごみごみ」の意味・読み・例文・類語

ごみ‐ごみ

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある) 混雑しているさま、まとまりがなく、雑然としているさまなどを表わす語。
※雑俳・柳多留‐四(1769)「ごみごみの中の白かべしち屋なり」
※一九二八・三・一五(1928)〈小林多喜二〉五「さうしても何かカスのやうなものが頭と胸にごみごみと不快に残った」
[補注]「ごみ(塵)」と「こむ(混)」との類推から成った語か。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「ごみごみ」の意味・読み・例文・類語

ごみ‐ごみ

[副](スル)狭苦しく、雑然としてまとまりのない感じを与えるさま。「ごみごみ(と)した通り

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