ごじゃごじゃ

精選版 日本国語大辞典

ごじゃ‐ごじゃ

[1] 〘副〙

① (「と」を伴って用いることもある) ものが入り乱れ混雑するさまを表わす語。ごしゃごしゃ。

② ぐずぐずと苦情や小言などを言うさまを表わす語。多く関西で用いる。

[2] 〘形動〙 ものが入り乱れ、群がり集まって混雑するさま。ごちゃごちゃ。

※蟹工船（1929）〈小林多喜二〉三「聞いてゐる方の頭が、かへってごぢゃごぢゃになってしまふ」

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

ごじゃ‐ごじゃ

［副］(スル)
１ いろいろなものが入り乱れているさま。「何でもごじゃごじゃ（と）書き留める」
２ ぶつぶつと不平や苦情を並べるさま。「ごじゃごじゃ（と）言うな」
［形動］に同じ。「ごじゃごじゃな部屋を整頓する」
［アクセント］はゴジャゴジャ、はゴジャゴジャ。
[類語]しっちゃかめっちゃか・はちゃめちゃ・乱雑・雑然・乱脈・紛然・紛紛・繚乱・蕪雑ぶざつ・狼藉・卍巴まんじともえ・不統一・ごっちゃ・ごちゃまぜ・ごちゃごちゃ・ごしゃごしゃ・ごたごた・めちゃくちゃ・まぜこぜ・支離滅裂・鼎かなえの沸くが如し・上を下へ・蜂の巣をつついたよう・押すな押すな・押し合いへし合い・混乱・錯綜・錯乱・混沌・錯雑・交錯・混線・混同・混交・混迷・ごた混ぜ・どさくさ・こんがらかる・紛れる

出典　小学館