こだわり(読み)コダワリ

デジタル大辞泉 「こだわり」の意味・読み・例文・類語

こだわり〔こだはり〕

こだわること。拘泥こうでい。「なんのこだわりもなくつきあう」
(「こだわりをつける」の形で用いる)文句を言うこと。難癖
宿所うちなら―を付けてやるんだけれども」〈二葉亭浮雲
[補説]1近年、「こだわりの一品」のように肯定的な意味でも用いる。→こだわる2
[類語]マニアック病的クレージーいかれる神経質凝り性モノマニアモノマニアック偏執狂執念深いアブノーマル異常異様狂的ディレッタント物好き酔狂好事家こうずかおたく狂い気違いマニアつうこだわる道楽れ者凝り屋執拗しつようしつこいサブカルチャー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「こだわり」の意味・読み・例文・類語

こだわり こだはり

〘名〙 (動詞「こだわる」の連用形名詞化) こだわること。気にかけること。拘泥(こうでい)
評判記色道大鏡(1678)四「もはや御立帰も有まじきに、かく御こだはりありても専なし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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