こそろ(読み)コソロ

デジタル大辞泉 「こそろ」の意味・読み・例文・類語

こそろ

[副]静かに動くさま。こっそり。のっそり。
くちなはは―と渡りて」〈宇治拾遺・六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「こそろ」の意味・読み・例文・類語

こそろ

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる) 静かに動くさまを表わす語。こっそり。
古本説話集(1130頃か)六四「蛇(じゃ)の行くままに、引かれて行けば、谷より岸の上ざまに、こそろと登りぬ」

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